チヌ(クロダイ)



<下層狙い、中層狙い(胴付き)、ブラクリ>

堤防や岩場など流れの緩やかな場所を好みます。
基本的にチヌを狙う人は専門のタックルと仕掛けで挑みますが、
ちょい投げタックルでこの魚を専門で狙う事はまずないでしょうから
別の釣り(胴付きで五目釣り等)をしている時に掛ってきた場合です。
もちろん場所によってはちょい投げタックルで数が釣れる時もあるので
覚えておいても損はありませんよ。
(サーフでの投げ釣りでも釣れたりします。)
警戒心が強い魚ですが、貝、エビ、虫エサ等なんでも食べます。
水中で濁っている場所があると興味を示し寄ってきます。
チヌ釣り師が良く投入するチヌダンゴ等がこれにあたります。
(チヌダンゴは”匂い”も重要でみなさん色々な配合で挑んでらっしゃいます。)
もちろんその場所には他の小魚など雑魚も多く集まりますが、
チヌが寄ってくると小魚は散っていきます。
まき餌をしている時に細かいアタリがピタッと止まったら
大型の魚が寄ってきたと考えてもいいでしょう。
周りで魚がエサを食べていたとなるとチヌの警戒心も和らぎます。
縄張りをパトロールする範囲も広い為、常に餌を撒く様にすると
周りの小魚にもつられて興味をもって寄って来やすいです。
先程も記述しましたが、基本的になんでも食べるので
五目釣りや投げ釣りをしていると突然、掛ったりします。
針掛りしたら鯛類は左右に暴れず、底に底にと走ります。
その際に頭を激しく振るので、竿を縦に叩くような感覚があります。
体力も有りますし、貝をかみ砕く頑丈な歯も持っているので
慎重に対処しましょう。
岩場に潜られるのさえ注意すれば、たっぷり時間をかけても構いません。
ちょい投げタックルでは稀に掛ってくるのであわてずに対処しましょう。
食)焼魚、煮物、刺身、椀物等


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